2012年3月26日月曜日

柏崎刈羽原発と若者と政治と。

僕は、現在帰省中で札幌の実家に滞在しています。


札幌にいると、当然ニュース番組や新聞が横浜にいるときとは違います。
(実家は北海道新聞なので。)

今日のニュースで、柏崎刈羽原発が停止し、現在稼働中の原子力発電所は
北海道の泊原子力発電所のみになった、というお話を聞きました。

そしてニュースでは夏場の電力ピークに向け、
どんどんと供給源が限定され、電力不足の危機が迫っていると
報じていました。

その時思ったのは、
「ああ、みんなこのニュース見たところでやばいとも思わないんだろう」
ということです。

「電力不足が迫っている。」

という事実に対する対処法はおおよそ三つ考えられると思います。
①停止中の原子力発電所を再稼働させる。
②昨夏以上の節電しかないと力説し、実行させる。
③新しい供給方法に必要な法整備等を早急に行い、対応する。

この3つの順番はおそらく政府が実行したいであろう順番です。笑

でも、国民は世論調査なんかでも明らかなように①は望んでいないわけです。

それをどんだけ叫んだって、政府の行動に変化は見えないわけです。

選挙以外で彼らを動かす方法は皆無に等しいし、選挙で彼らを動かすのは組織票、

つまり、年齢の高い層の人々なのです。


それをある程度常識のある若者はもう悟っているのです。

だから、政治に関心を持たない。

正確にはコミットしても何のリターンも見えない行動に労力をかけたくないのです。



おそらく、夏場までに③が実行されることはないでしょう。

政治家にとってのメリットがないからです。

あっちもあっちの損得で動いているんです。

こんな動きがずっと続いてたらよその国ならデモどころじゃ済まない国もあるでしょう。


でも僕のいる国って動かないですから。

まあ動かないは語弊があるので正確に言うと、

「動けないように仕組まれた国」とでも言えばいいんじゃないですかね。


夏場に、エアコン使えないとしんどいですよねえ。

みなさんどうお考えになってニュース見てるんですか?



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